創作小説「青い空」
2200年(大環4年)、地球と呼ばれる星はこの時代、高度に機械化された。しかし、空は一年中厚い雲に覆われ、日々酸性の雨が降り続く、今日の温度は40℃を上回っている。人間の豊かさの代償に環境が破壊されたのだ。どんな機械を作っても、どんな薬剤を開発しても、地球の空が晴れる事はない、ただ先祖の愚行を憎むだけとなってしまった世界。多くの政治家や学者が環境保護を訴えても、それが無駄である事…それが口先だけの事は皆が知っている。地球は死の星と化した。そんな世界になっても人々は諦めず、残された僅かな自然の保護・育成を願った。
今日も酸性の雨が降りつづける。一人の女子学生が窓の外を見て悲しそうな表情をして立っている。ふと、ぼそっと独り言をつぶやく
「今日も空が晴れる事は無い…、一体どうすれば、あの写真のような青い空を見ることが出来るの?…。」
この女子学生、私立福井高専「環境システム開発工学(現在の環境都市工学科の後裔)」に在学している葵空(17)である。彼女は何と無く環境保護に携わる為、高専に入ってきた。暫くあても無く授業を聞いていたが、彼女がある決心をしたのは丁度2年生の時、図書倉庫で200年前に発行された「青武台便り」の表紙に、青空の下で汗を流し応援合戦をしている学生を見てからである。いつかあの青い空を見てみたい…それが彼女の願いであった。
「次は、酸性雨についてだ。前にも話した通り、酸性雨は水に酸性の物質が溶け込んだ物だ。この雨は岩やコンクリートを溶かし、海や川の水に溶け込み水中生物にも多大な影響を与える。また、木々も吸い取る水が酸性になると枯れはじめる。この酸性雨の原因として主にCO2が挙げられる。現在、CO2の大気中での濃度は2000年で360ppm現在(2200年)ではおよそ560ppmにも上るこれは異常な事であり。この排出の原因として工場からの廃棄、燃えるゴミを燃やす時等、化石燃料を使う時に排出される。」
「先生!!」
葵手を挙げる。
「何だ、葵?」
「原因がわかっているのに何故CO2を減らす処置を採らないのですか?」
「まあ、最後まで聞け。もちろん原因はそれだけではない。今のこの異常気象が問題でもある。つまり、植物の光合成が追いつかないと言う事だ。光が差さないと二酸化炭素を分解して、酸素を合成する事が追いつかないんだ。その間にも酸性雨によって植物は枯れ、どんどん少なくなっていく。今や居住区に残っているだけだ。どんな機械を作っても、どんな薬剤を開発しても、地球の空が晴れる事はない…。」
「・・・・・・。」
葵黙る。
「では、次回までに二酸化炭素についてA3レポート用紙3枚に書いてくること。今日はここまで。」
委員長
「規律…礼…」
一同
「お疲れさまでした!!」
挨拶後、一人の女子学生が葵に話し掛けてきた。
「はあ〜…レポートか…。どんなことを書けば良いんだ〜?」
「…二酸化炭素についてじゃない?」
「もうちょっと良いアドバイスとか無いかな?」
葵は不思議そうに首をかしげた
「まあ良いや、それより葵、放課後図書室にでも調べに行かない?」
「ええ、行くわ。」
この女子学生、葵と同じクラスで緑野風。頭は悪いが明るい性格で友人が多いようだ。葵もその一人である。葵と緑野は放課後学生科の二階にある図書室に調べに行く事にした。図書館では何人かの学生が調べ物をしに来ていた。学校一静かな所と言っても過言ではないだろう。
「ところで…何て本調べればいいのかな?」
緑野が葵に聞く。
「さあ?とりあえず端末で調べて見ましょう。」
この部屋には図書の一覧を調べる端末(パソコン)が常駐させてある。キーワードを入れると勝手に探してくれるシステムで、導入されたのは今から150年前蔵書の量は今や二万冊にも及ぶ。二人は早速、CO2について調べ始めた。
「えっと。キーワードCO2っと…検索実行…。」
葵、慣れた手つきでキボードを叩く。
『該当数:25件…地球を救うシナリオCO2削減戦略・CO2固定化・隔離の最新技術・環境ジャパン2200地球環境と日本の明日を読む・地球温暖化は阻止できるか…』
「へえ結構一杯あるんだね。」
該当数が意外に多い事に驚く葵。ふと、葵は画面のある部分を指刺した。
「あっこれなんか良いんじゃない?『CO2削減計画』。」
目をそちらの方へ向ける緑野。
「そうだね…って、これ初版発行が2002年になっているよ…?」
「198年前か…。丁度、平成の中ごろだね。」
「この頃からCO2削減計画練られていたのに何で今みたいになってしまったんだろう?」
分からないという表情をして腕組をしながら画面を見て、首をかしげる緑野。葵は暫く考える格好をしていたが、ふとシリアス(真面目)になって平成という年号を指差す。
「…もし、この平成と言う時代に…CO2削減がされていたなら、現代はどうなっていたんだろうね…?」
その言葉を発した瞬間、パソコンから激しい光が放たれ、思わず目を細める二人。パソコンの画面が、まるで水になったようになり、葵の指先から波紋が広がる。
「葵!!」
緑野が叫ぶ、葵の体はその波紋に吸い込まれるように腕から入っていった。緑野は葵の体を引き戻そうと、しがみつくが、葵自体も水のようになって掴む事が出来なく、どんどん画面に吸い込まれる。
「フ…ウ……。」
葵は緑野の名前を最後の力を振り絞って呼んだがもはや声は届いていないようだ。
「葵…!!葵…!!」
どんどん意識が薄れていく。やがて葵は白い光に包まれ完全にパソコンの中に吸い込まれてしまった。意識が失っている間、目の前は真っ黒だったが、やがて意識が戻ってくると辺りが明るくなり、緑野の声が図太く低い声になってきた。
「…おい!しっかりしろ!!おいっ!!」
葵はまだ意識がもうろうとしている。
「…う〜ん、風…?私、一体…?」
はっと、葵は目覚めた。目の前には見知らぬ男が膝をついて座っている。
「…気づいたか。全くこんな所で倒れてんなよな。」
葵が辺りを見回すと、そこは外の様だった。しかし、いつもと違う点が一つある。澄み切った青空、太陽がさんさんと照り、緑の木々が生い茂る建物の向こうには緑に包まれた山がそびえていた。葵は太陽光に慣れていないらしく、思わず目を細めた。
「ここって何処!?貴方誰!?」
葵は隣に座っていた男(と言うか男子学生)に必死になって聞いた。
「はあ?ここは学食の前だよ。俺は小川真一。」
「学食????」
「そう、国立福井工業高等専門学校の学生食堂の前。」
葵はまだ状況がつかめない。
「貴方、防護服も付けないで外へ出て平気なの?それに、ここの気候は何でこんなに良いの?」
「はあ?防護服?何じゃそりゃ?」
小川と名乗った男も混乱している。
「頭でも打ったんじゃないのか?保健室まで連れて行ってやるよ。」
小川が手招きする素振りを見せる。
「ねえ…一つ聞いて良い…。」
葵は行かせまいと小川の腕を掴んだ。
「何だ?」
「今、一体何年?」
「ん…?平成十四年だが、それがどうかしたか?」
葵、驚きの表情を隠せない。葵は目を丸くさせて、一歩後ずさりした。
「へ…い…せ…い…十四年?」
小川コクコクと頷く仕草をする。葵も今の状況を見て、小川と言う男が嘘を言っていると思えない、青く澄み渡った空、地上に降り注ぐ太陽、涼しい風、青々と生い茂る木々、どう見ても2200年(大環四年)ではない。つまり…タイムスリップってやつで、平成に後戻りしたらしい。そんな事を考えていると、(キンコーンカンコーン)スピーカーからチャイムが鳴る。
「やべ…次の授業始まる…、また後でな。」
そう言うと小川は一目散に走って行った。葵はどうしようもなく木陰にあるベンチに腰を下ろした。
「198年前にタイムスリップ…した…?信じられるかって!!」
葵、木の根元を蹴る。一方小川が受講している講義は、終盤に差し掛かっていた。
国語の先生は一枚の紙を取り出し、
「では〜。『CO2と人間』と言う題名で各々400字詰め原稿用紙三枚以上に作文を書くように、詳しい事はこの紙に書いてあるからしっかり見て置くように。」
一同ブーイング。
「え〜!!」
因みに午後の授業は国語だけ明日から夏休みだ、まあ分からないでもない…。誰もが気分爽快な感じに浸っており小川も昼間の出来事なんかすっかり忘れている。
「おい小川!!ガールフレンドが御迎えだぞ。」
そんなやじを飛ばすのは高木を置いて他無い。
「おい高木…お前いい加減その癖止めたほうがいいぞ。」
と高木の方を向くと昼間会った女の子が立っていた。
「あっ…まだ居たの?」
葵は困った様子で立っている。
「…仕方ない。まだ電車まで時間あるから、少し休むか?」
「うん…。」
とりあえず小川は葵を学食に連れて行って。A定食を葵におごってあげた。
「美味しい!!こんなに美味しい物(野菜)初めて食べた。」
葵は、心底嬉しい様子だ。
「それただの野菜だろ。それにお前、ここ(福井高専)の校章付けてるって事は、ここの生徒だろ。一度も学食来た事無いのか?」
「うん。私達の時代にはこんな美味しい物無かったから…。」
「時代???」
小川、意外な単語に混乱している。
「ううん…何でもない…。」
思わず首を振る葵。恐らく2200年には野菜を外で育てると酸性雨の影響を受け育たなくなる為、室内で育てるのだろう…その為、でんぷん質が極端に少なくなるのだ。と、そんな事、小川は知る由も無い。食事も終り、小川は学食横の自動販売機でお茶二本を買い、葵に手渡した。
「じゃ、俺は調べ者があるから…。一人で帰れるよな?」
葵その言葉を聞いてショボーンとした表情をしている。小川は仕方なく、
「まあ…暇なんならついてくるか?どうせ、明日から夏期休講だから。」
葵の表情がパッと明るくなる。(やれやれ、自分も情にもろいタイプだなと思いつつ)宿題の作文の下調べをしようと図書館に足を進める。体育館の角を曲がり暫く行くと、学生科が見えてくる。その上が図書館である。夏、図書館の定番と言えばクーラーなのだが図書館の中は蒸し熱く、何台かの扇風機の風が回っているだけだ。とりあえず、近くの椅子に葵を座らせると小川は適当な本を探し出した。
「えっと…CO2は?二酸化炭素…温暖化?」
その様子を覗き込む葵
「何を調べてるの?」
「ああ…『CO2と人間』って言う題で作文を書けって言う作文が出たんだよ。今日はその下調べかな?」
ふと頭の中に教官の講義の言葉が甦る『この酸性雨の原因として主にCO2が挙げられる。現在、CO2の大気中での濃度は2000年で360ppm現在(2200年)ではおよそ560ppmにも上るこれは異常な事であり。この排出の原因として工場からの廃棄、燃えるゴミを燃やす時等、化石燃料を使う時に排出される。』葵は何か話そうとしたが言葉が詰まって話せなかった。自分が未来から来た事、未来ではCO2が原因で死の星と化していること、信じてもらえないと言う事も在ったが、それ以上の何かが葵の言葉を詰まらせたのだ。『…もし、この平成と言う時代に…CO2削減がされていたなら』この人ならそれが、出来るかもしれない、真剣な表情で資料を眺めている小川を見て葵がそう思い始めてきたのもこの時である。暫くして3〜4冊の本を持って受け付けから帰って来る小川。
「ふう…まあこんな物だろ俺は帰るけど…お前はどうするんだ?」
「あの〜…。今日小川君の家に泊めてもらってもいいかな?」
葵、恐る恐る小川の方を見る。
「はあ〜!!ちょっと待てええ!!俺達は今日知り合ったばっかりだぞ!!物事には順序って言う物があるだろ!!大体なあ…」
葵、話の途中だが、小川に反論する
「私だって、帰れればこんな事頼まないわ。」
小川はうっ、と言葉を詰まらせた。悲しそうな葵の表情を見ているとなんだか気の毒になってきた。
「お前、親と喧嘩したとか、勘当されたとか、副い言う類か?」
突然黙り込む葵。小川はしまった!!と言う表情をして一歩のけぞった。しかし、葵から返ってきたのはこれまた意外な答えだった。
「あのね…信じてもらえないかもしれないけれど、私198年先の未来から来たの。」
小川は(またかよ)と思いながらあきれた顔をしている。しかし、葵はあくまで真剣その物だ「あのね。未来の世界は…」
葵は自分の世界の事を話した。温暖化で夏場は気温が40℃を越す事、日々地上を侵食する酸性雨、外では全く育たない緑、そして、一年中晴れることの無い空。小川は実感がわかなかったが、その様子が事細かに語られている事から、嘘を言っているとも思えなくなってきた。
「え〜つまりだな…。お前は未来から来て、未来の環境は今より悪くなっていると言う事だな。で、その影響は二酸化炭素の増加にあると、まあそういう訳だな。」
「ええ。」
頷く葵、やっと分かってくれたと思い、ほっと一息つく。
「まあ何処から来たにしろ、泊まるところが無いんじゃあ仕方ないな。俺の家に空き部屋があるから暫くはいいと思うぞ。来るか?」
葵は満面の笑顔を浮かべている。小川も本意ではなかったが、女性一人で野宿しろと言うのは余りにも酷なので、ひとまず連れて返る事にした。小川は自転車の後ろに葵を乗せると、正門を出て一路、鯖江駅に向かった。鯖江駅構内に着くと、辺りには同級生の姿がちらほら見えるが、こちらに気づいていない様なのでとりあえず放って置いた。お茶を買って飲んでいると、駅の改札に駅長が立ちアナウンスを始めた
「間もなく1番乗り場に17時03分発〜普通列車芦原温泉行きが入ります。」
いつもの癖で定期を見せ改札を通った後、ふと後ろを振り返ってみると。駅長と葵が口論していた。
「切符が無いと乗れませんよ。」
「切符なんて持っていません!」
「あそこに販売機在るからそこで買って下さい。」
「この時代のお金持ってないもの!買えないじゃないですか!!…」
きりが無い…小川、仲裁に入る
「すいません…私がこの娘の分払いますから。」
「わーい!!ありがとう!!」
「ハイハイ…。」
とまあこんな事もあって、家に帰って親に状況を説明して、葵を部屋に落ち着かせると、小川は早速CO2関連の書籍を読み始めた。CO2は太陽放射の赤外線は吸収しませんが,地球放射の弱い赤外線の一部を吸収する性質をもっているので,地表を適度な温度に保っています。ところが,大気中のCO2量が増大すると,赤外線の吸収量が増え,逆に,宇宙空間へ向かって逃げる赤外線が減るので,気温は上がることになります。大気中のCO2が温室のガラスと同じ働きをするので,これを「CO2による温室効果」と呼び,また,メタンやフロン,NO等にもCO2と同じ働きがあるので,これらを総称して,温室効果ガスと呼んでいます。CO2濃度には適正濃度があり,高過ぎると温暖化を招き,低過ぎると寒冷化を招きます。金星はCO2濃度が97%もあり,温暖化のため気温が480℃に達しています。逆に,大気中にCO2が全くないと,地球の平均気温は-18℃になると推定されます。なるほど、CO2は赤外線を吸収する事で、地表面の熱を留めてしまう効果があるらしい。まとめを見てみると、小川は騒然とした。
『大気も地下水の汚染も年々悪化しています。恐らく20年後には,酸素ボンベと蒸留水入り水筒を携えた通 勤・通学情景が見られるでしょう。』
「…嘘だろオイ…!?」
それは、葵が言っていた未来の世界とほぼ…いや、完全に一致した。防護服が無ければ外に出られない世界、水が酸性で全く飲めなく、緑が外では育たない、一年中黒い雲に包まれた死の世界。葵が話していることも、もっともだ。小川は、今の地球の現状を知って人間の愚行で死の星と化そうとしている事を痛感した。翌日、小川は葵を不審に思っていた事を謝ろうと、あおいの部屋を訪れた。
「葵、居るか?入るぞ。」
がらがらと引き戸を引くとそこに葵の姿は無かった。
葵はきっとこの事を伝えるために未来から来たのかも知れない。二酸化炭素の軽減がどれほど地球にそして未来に影響するのかを知らせに来たのだ。そう小川は思った。
と、そこで終りだと思うのはまだ早い。この話にはまだ続きがある。いつも通り階段を下りていく小川、少しうつむき加減に歩いている。居間の扉を開けると、
「はい、これテーブルに運んで。」
と言う母の声。小川はズルッとその場にこけた。
「あの〜葵さん。そこで何を…?」
「見て分かりません?」
「…朝食の用意。」
「分かってるじゃないですか。」
どうやらまだ帰れていないらしい。小川はあっけに取られ、渋々食卓の椅子に座った。
「貴方みたいな子が真一の彼女だったら助かるのにねえ〜。」
「いえいえ、泊めていただいてるんですからこの位の事はしないと。」
二人の迫力に押され、もはや小川は成すすべが無い。要するに肩身が狭いと言う状態だ。朝食後小川と葵は、葵を元の時代に返す方法を探すため再び高専に向かった。
「あのな…。この前は、その…御免。まさか本当に未来にあんなんなってるかも知れないって知らなくてさ。」
小川は照れくさそうに後頭部をかきながら葵の顔を覗き込んだ。
「じゃあね、一つ約束して。」
葵が覗き返す。小川はコクリと頷き、真剣な表情をした
「作文を完成させて、二酸化炭素削減の重大さを皆に教えてあげて。」
「ああ…約束する。必ず仕上げてやる。」
葵は今まで以上に嬉しそうな表情をしていた。間もなく電車が鯖江駅に着き、高専に向かって自転車を漕ぎ出した。いつも以上に青い空が広がり、雲ひとつ無い晴天である。
「ところで、お前何処から来たんだ?」
「う〜ん…確か、図書館の端末に引きづり込まれたんだけど…?」
「なんだ、現代にも図書館に端末は在るぞ。何で昨日気が付かなかったんだろうか?」
二人は学生科の二階にある図書館に足を進めた。
入り口のすぐ側にある端末を見つけ葵はその前に座る。恐る恐る画面に手を近づけていく、すると葵がこちらの世界に来た時のように画面が水のように波打って白い光を放った。
「じゃあ。約束必ず守ってね。真一…」
葵の体が光に包まれる。
「ああ…」
最後に小川はコクコク頷いた。
9月2日…今日で夏休みも終りだ。小川は校庭の脇にあるベンチに座っていた。彼は作文終了後も、一般教科と平行して地球の環境について調べていた。いつか訪れる2200年の為に、葵との真の約束を果たすために。
小川は高く果てしない青空をいつまでも見つづけていた。
あとがき
いかがでしたか?二酸化炭素を今のまま排出を続けると、最初に登場した未来が待っています。
貴方はそちらの未来が良いと思いますか?二酸化炭素で最初に思いつくのが地球温暖化ですね。
しかし、二酸化炭素で思いつくのはそれだけではありません。酸性雨も二酸化炭素の影響なのです。
今のまま行けば確実に最初に描いた未来が到来してしまいます。今でさえ環境保護を訴える議員は確実に議会に叩かれます。
例えば、最近環境保護を訴え、脱ダム宣言なる物を交付した某都知事が居ましたが、ダムは黒部とか、他にも多くあるので電力はしっかり賄われています。治水関連も問題ないはずです。つまり、要らない物を作るのは自然に悪影響を及ぼす可能性があるので作らないと言う事が、ベストだと思います。しかし結局、某知事は失職してしまいました。まあ要は多くの政治家や学者が環境保護を訴えても、それが無駄である事…それが口先だけの事は皆が知っている時代が到来し掛けているのです。しっかり環境保護に目を向けると言う事が大事だと言う事ですね。又、実際に私の参考にしたサイトhttp://www.f-kyuden.com/kankyo/kankyo.htmlのまとめにはさらに,『大気も地下水の汚染も年々悪化しています。恐らく20年後には,酸素ボンベと蒸留水入り水筒を携えた通 勤・通学情景が見られるでしょう。』と言う風な事が書かれています。では198年後の2200年には?そんな世界が到来しないよう皆様一人の努力を惜しまないようにしましょう。
※ この物語はフィクションであり登場する個人名・団体名は一切現実と関係ありません。その為、物語中講義内容も現実と異なります。またCO2排出量や未来の世界の描写は作者が調べた結果より創造した物です。途中一部文や架空本の内容の引用は『http://www.f-kyuden.com/kankyo/kankyo.html 知っておきたい環境問題』からです。作者の大塚徳勝様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
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